唐突に現れる“廃墟”...石積みの井戸に,木の柱を持つあずまや... フォリーとは,foolishが語源の“ばかばかしいほど役にたたないもの”という意味で,本来シェルターであるべき建築物とは異なり,装飾の意味のみを持つ造形物をいいます. 特に,18世紀の英国式庭園では,人工的に廃墟を造ることが流行しました. 七ツ洞公園では,サーペンタインの水の流れに呼応して,上流には古代的な造形,下流には近世的な造形と,時代の変遷が表現されています. (解説 : 筑波大学 芸術系 鈴木雅和教授) Posted on 2015年8月11日2016年2月19日 by admin